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【極上の打ち心地】REALFORCE R2(静音 30g テンキーレス)を1年使ってみたレビュー!

今回は、東プレから販売されている「REALFORCE TKL SA/R2TLSA-JP3-BK」を1年以上使い込んだので、その感想を個人的な意見を交えつつ、レビューしていこうと思います。

開封編

まずは箱の外観から。全体的にずっしりとしています。

 

箱の中からまた箱が出てきました。

 

REALFORCE君こんにちは!さらにスポンジ系の袋に包まれています。さすが高級機。

 

袋から取り出し本体とご対面。やはり本体はそこそこの重量です。質感もさらさらしていて触り心地が良いです。(上のキーボードは今まで使っていたロジクールのゲーミングキーボード)

使ってみての感想

ここからはこのREALFORCE R2 を1年以上使ってみての感想や特徴などを。

30gの打鍵感と静音性

結論から言うと、REALFORCEの「30g」と「静音」は最高です。

このREALFORCEは、キー荷重(キーを押した時にどれくらいの重さがかかるとキーが沈み入力されるか)が30gで静音のモデルです。

私が以前、職場で使っていた初代REALFORCE は変荷重といって、力の入る人差し指のキーは重く、力の入りづらい小指は軽いという、各キーの重さが調整されていたモデルでした。これは長時間文章を入力する際に、この変荷重という特性が生きてくるのですが、各キーバラバラの重さだと、ゲームをするときに違和感がでるかもしれないという側面も持っているので、プライベートではやはり等荷重が良いかなと思っていました。

あと、静音じゃないREALFORCEの独特の打鍵音は、私は好きな音なのですが、それなりの音量がしますし、人によっては煩く感じ方もいるかもしれません。

それとゲーミングキーボードを使っていた時に思っていのですが、例えばFPSゲームなどでは、W・A・S・D キーで上下左右の移動を行うのですが、基本的にキャラクターは動き続ける(止まっていると撃たれるので)わけで、プレイ中はこの4つのキーのどれかを押しっぱなしの状態が続きます。いくらゲーミングキーボードと言えど、これが長時間続くと流石に疲れてきます。。。

上記の理由から、静音性が高くて軽いキータッチのキーボードが欲しいなーと思うように。

ちょうどその時ヨドバシカメラで見つけた実機を1時間ほど触りつくして、それでも「さすがに30gはちょっと軽すぎるかな…?」と思い躊躇しましたが、勇気を出して購入し、実際に家で長時間使い込んでみて、それは杞憂だったと気づきました。

今まで使ってきたキーボードと比べて、かるいタッチで叩けるので全く指が疲れないのです!さらにゲームでもキーボードが原因で疲れを感じることがなくなり、快適にゲームを楽しむことができるようになったのです!そして30gはすぐに慣れました。慣れすぎて他の一般的なキーボードのキーが重すぎ!と感じるようになりました。

それと静音モデルは、打鍵音が「コトコトコト…」と圧倒的に静かで心地良いです…。職場でも同じ30g静音モデル(テンキーあり)を使っているのですが、打鍵音小さすぎて話し声や雑音にかき消されてしまい、隣の人から「え、キーボード入力してたの?!」と驚かれるほどの静音性です。(自分が軽く叩く派なのもあるかもしれませんが…)

キーボードって基本的に部屋でタイプしてると音が響くものですし、結構気になる人には気になる音量だったりしますよね。今は在宅勤務で家でキーボードをガシガシ入力している方も多いと思いますが、これなら家族にも気を使わず入力できますし、音が心地良いので、逆に喜ばれるかもしれません。

 

キーや本体の耐久性

ブラックモデル限定の話ではありますが、キーの文字が消えやすいとか、本体の塗装が剥がれてくるなど品質面を指摘してる方がいたりするのですが、1年以上使用して、私のREALFORCEはキーの文字は消えていませんし、本体の塗装が剥げたりはしていません。個体差なのかロットの問題なのか分かりませんが、あまり心配することでもなさそうです。

かなりの量をこのキーボードで入力していますが、買った時と変わらない大変良い打ち心地を維持しています。

手脂も付きにくい素材(質感)なので、常にきれいな見た目を保っています。

 

独自ソフトウェアとAPC機能

REALFORCE R2 から「REALFORCE Software」という公式のソフトをインストールすることで、APC機能の設定や特定のキーを無効にしたりすることができます。これは正直あまり使うことがないので割愛します。ちなみに筆者はAPCを中間の2.2mで設定しています。(職場のテンキーありモデルでは、テンキーのNumlockを無効にしています)

 

付属品のキー底面底上げスポンジについて

REALFORCE R2 には付属品として、キーの底を底上げできるシート(スポンジ?)が薄いものと厚いものの2枚が入っています。キーキャップを外し、そのシートを敷くことで、キーが底打ちするまでの距離を調整することができます。

薄いものと浅いものを両方試してみましたが、どうもしっくりこないというか、REALFORCEのようなキーボードはキーをしっかり押した感じがあるというところが魅力だと思うので、良さを潰しているような気がして、すぐに元に戻しました。

 

テンキーはアリかナシか?

REALFORCE にもテンキーがあるモデルとないモデルがあります。これのどちらを買うかで迷っている方がいると思います。私は職場では、このモデルのテンキー付きを使っているので、両方所有していて現在進行系で使っていますのでこれの回答ができると思います。

出典:https://www.realforce.co.jp/

オススメの決め方として、「ゲームをする方はテンキーなしモデルをオススメ」します。なぜなら、テンキーがあると、マウスのスペースに干渉してしまうからです。あとゲームメインの方は基本的にテンキー使わないことが多いですしね。

表計算ソフトやクリエイティブな作業がメインだよ!って方はテンキー付きをオススメします。Excel を使っているとやっぱりテンキーが恋しくなります。仕事で使うって方は必須かもしれませんね。

ゲームも仕事でも使うよ!って方は、どちらに比重が傾いているかで、判断するのが良いと思います。ゲーム>仕事 って方ならテンキーなし!って感じですね。しかし重要なポイントとして、テンキーは後から買い足して使うことが可能ですが、テンキー付きモデルだと取外しができないので、そこを考慮してどちらにするかを決めると良いでしょう。

 

まとめ

1000円キーボード→初代REALFORCE→ゲーミングキーボード→REALFORCE R2 と渡り歩いたわけですが、現時点で私のキーボード探しの旅は終了してしまいました。

REALFORCE は耐久性が高く、キーの構造上壊れにくいので10年は使えると言われています。私はこれからもこのキーボードを使い続けますし、もし壊れてしまってもまたREALFORCE を選ぶことでしょう。それほど快適なのです。

キーボードは仕事で1日中触れているものですし、そこが快適になるというのは仕事に対するストレスの軽減でもあり、モチベーションを高めることにも繋がります。一時が万事、ただのキーボードと侮る事なかれ。

少々高い買い物ではありますが、私は値段相応、いやそれ以上のコスパを感じています。

粗悪なキーボードを使っていると「バネ指」などの病気を発症することもあるらしいですし、健康にも良いかもしれないこのキーボード…、特に仕事などでヘビーにキーボードを使っている方は是非一度検討してみてはいかがでしょうか。

それでは!